スバル レガシィ ランカスター2.5 AWD 2.5リッターNA 1999年式
走行距離 8.4万キロ 型式 BH9/EJ25
購入当初の満足度と経年変化での不満点等
この車は今年の8月に中古で購入したものです。
購入当初の燃費は7km/?程度でお世辞にも良いとはいえないものでした、
またエンジンが冷えた状態では加速するときにミッションのゴロゴロ音がかなり気になりましたが、
年式も古かったので割り切って乗っていました。
さて、このエンジンですが、経年劣化もあって2.5?エンジンの割りに低速のトルクが細く、
高回転でのパンチが無い、要は中速域だけが生きた仕様でしたので燃費走行をするにも
相当無理がありました、クリープ現象プラスアルファで加速を待つような走りをしていました。
SEM(nano)インプレ
装着したチップですが、SEM(nano)を格ピラーに貼ってははがし、効果を試してみました。
下手糞な図(Tune-chip-efect1)で申し訳ありませんが、私が感じた効果の順位は以下のとおりです。
A>B>D>Cでした、@も効果は感じられたのですが、もともとスバル車はこのあたりの剛性が出て
いるように感じたので割愛しました。
Aはリアエンドバーなどを追加する前に一度試されると面白いと思います、ワゴンの後部の重さを振り回
して使えるようなイメージになりました。
ちなみにDのリアドアフレームに装着すると後輪の動きが相当シッカリしますので、乗り心地を求める方に
はお勧めしません、
(Multi)などで調整がいるとおもいます、それからリアのドアを閉めた時の音は快感でした、「ドゥムッ」と
言った重厚な音が大変印象的でした。
私の一押しポイントはクラッチ部分です(写真クラッチ部分参照)
私の一番の不満点だったミッションからのゴロゴロ音が嘘のように小さくなりました。
また古いミッション特有のギアが変わった時に感じるカックン加速も気にならないほど滑らかになりました。
古くなったAT車でATF交換するのが怖いなぁと思っている方にも是非お勧めです。
ただ、SEM本体を固定するのがなかなか大変なので、図のように耐熱アルミシールなどで固定するのが
簡単です。
チューンチップを装着しての総合インプレ
一言、ただ不思議です、最初は私も皆さんのインプレを鵜呑みにはできませんでした、しかし実際に走りは変わります。
硬くなるというよりは、「しなやか」になるというのが最も合っている表現だと思います。
そしてこのチップ、中古車のように劣化や老朽化した車だけに有効化と思いきや、友人のまだ新しいヴェロッサに
貼ったところ、 明らかにハンドルの応答性が上がりました。
ですので、新車購入時からでもその効果が楽しめるという点では車マニアにはたまらない一品だと思います。
最後に一点、私はブーストアップや強化バーの装着など、車の寿命を縮めたり、重量を増やしたり、バランスを
崩してしまうアイテムが好きではありません。
その点からいくと、このチップはそういったネガな要素がまったくない事は大きく評価するに値すると思います。
足回りを交換する前に、エンジンチューニングに走る前に、本来あるべき性能を引き出してやるだけでも車は
もっと快適になると実感できました、しかも金銭的な事意外はほぼノーリスクです、これって凄いことだと思います。